プレキャストコンクリート・カーテンウォール構法の普及を目指し、「コンクリートカーテンウォール工業会」(PCCA:Precast Concrete Curtain Wall Association)が1974年に発足しました。その後、カーテンウォール構法に加え他のPC部材の講法も抱合する方針を採用し、1994年8月に現在の「プレコンシステム協会」(PCSA)へと改称致しました。
当協会は、第二次世界大戦後拡大してきた日本の建築業界で、中層~超高層建築の外壁をあらかじめ工場で仕上げ材と一体化して造るプレキャストコンクリート・カーテンウォール構法の生産を開始し、日本の建築の近代化と合理化に大きな役割を果たしてまいりました。
協会会員の技術力向上のための事業としては、設計・製造・施工技術の研究・調査、そしてこれに伴う各種の試験を行うことにより、安全性・耐久性に優れ安定した品質のPC部材を供給することができるよう、啓蒙活動を行っております。
当協会は会員各社が切磋琢磨する場を提供し、技術力を向上させることにより、PCカーテンウォール構法の更なる普及を目指すと同時に、安全安心な建物作りを通じて社会に貢献していきたいと考えています。
PCSAPrecast Concrete System Association