1950年代に国内でプレキャストコンクリートの外壁が使われ始めた頃は、洗い出しやビシャンといった擬石仕上げを施して使われていました。その後塗装仕上げやタイル、本石の先付け仕上げが誕生し主流となりました。一方、1920年代にアメリカで誕生したArchitectural Concrete:アーキテクチュラルコンクリート(アーキコン)は、その後欧米で広くプレキャストコンクリート部材の仕上げ手法として普及し、現在に至っています。
近年では、表面保護剤の飛躍的な進歩もあって高温多湿で降雨の多い国内でも、Architectural Concreteの技術をプレキャストコンクリート・カーテンウォールに導入した事例が増えてきています。
多彩な表現ができる
アーキテクチュラルコンクリート
多彩な色調

一般的なグレー色をしたポルトランドセメントも使えますが、顔料でセメントに着色する場合にはホワイトセメントを使用した方が、より鮮明に着色効果を得ることが出来ます。顔料には、長期的な暴露環境下で退色しないことを確認したものを使用しています。
豊かな表情

コンクリート硬化後に、サンドブラストや研ぎ出しなどの表面加工を施すことによって、骨材の表情も現れてきて自然石のような仕上がり感を得ることが出来ます。よって骨材の選定に当たっては、コンクリートの強度や耐久性に影響しないことを基本としながら、各種の化粧骨材を選定頂けます。
優れた耐久性・安全性
アーキテクチュラルコンクリート(アーキコン)で、採用例の多いホワイトセメントは、ポルトランドセメントからグレー色を呈する成分を取除いただけで、強度や耐久性などの品質は変わらないことを確認しています。
また、適切な表面保護剤を使用することで、エフロレッセンスや汚れの防止にも役立つ情報を提供します。
アーキテクチュラルコンクリートの構成例

素材を混錬する

カラーコンクリートが完成

「サンドブラスト」や「研ぎ出し」などの表面処理を施す

アーキテクリュラルコンクリートの完成
SAMPLE
ATO-3878
ATO-3867
ATO-3887
ABL-3762G
ABL-3856
ABL-PREXe
ABL-3734
ATO-3746
ABL-3795
ABL-3648
ABL-3708
APL-054s
ATO-053s
ATO-3114
ATO-048s
ABI-044s
ATO-040s
ABL-036s
ATO-031s
ABL-026s
ABL-021s
ATO-015s
ATO-011s
ABL-004s
ABL-3319
ATO-3425
ATO-060s
ATO-057s
APL-3957
ABL-3945
AWJ-3814
ABL-3762Y
ABL-3913
ATO-3823
ABL-PREXw
APL-3692
ATO-3779
ABL-3641
ATO-3442
ATO-3565
ABL-2653
APL-2937
ATO-047s
ACH-043s
ATO-039s
APL-035s
ACH-030s
ABL-025s
ABL-024s
ATO-014s
ATO-007s
ABI-003s
ABL-2705
ABL-3659
ABL-058s
ABL-2569
ATO-3901
ATO-3884
ATO-3939
ABL-3783
ABL-3822
ABL-3823
ABL-3836
ATO-3784
ATO-3435
ATO-3641
ABL-2955
ATO-3516
ABL-2714
ACH-052s
ACH-046s
ABI-042s
ABL-038s
ATO-033s
ACH-029s
ABL-022s
ABL-020s
ABL-013s
ATO-006s
ABL-002s
ATO-2889
ATO-3468
ABL-059s
ABO-2999
ABL-3867
ABL-3869
AWJ-3939
ABL-3890
APL-3876
AWJ-3785
ABL-3754
APL-3721
ATO-3648
ATO-3708
ATO-055s
ATO-3652
ABL-2862
ANA-050s
ABL-045s
ABL-041s
ABL-037s
ATO-032s
ABL-027s
ABL-023s
ATO-016s
ATO-012s
ABI-005s
APL-001s
ABL-2937
ABL-3595
ATO-056s