PROJECTNo.0793

東京都庁第一本庁舎

  • 1989
  • 東京都
  • 壁形式

1988年4月に着工した「世紀の大事業」と言われる東京都庁舎は、第一本庁舎・第二本庁舎・議会議事堂を合わせて、PC版約1万2400枚が使用され、面積は13万㎡にも及んだ。

第一本庁舎は高さ243.3mとなり、インパクトのある最上部のツインビルは、低層部に対して45度交差する大胆な造形となっている。これに対して二種類の水磨き仕上げの花崗岩を先付けしたPC版は、窓廻りや石材に非常に細やかなデザインが施されている。

PC版の種類が数千種類にも登ったが、丹下健三・都市・建築設計研究所の設計・デザインを技術力で忠実に実現した未曽有の大工事は、1990年12月に竣工した。デザインとしては、パリのノートルダム大聖堂の形態を引用しているともいわれている。

OVERVIEW

施工年
1989
所在地
東京都新宿区
PCパネルの構成
壁形式
テクスチャ
工事名称
東京都第一本庁舎
用途
公共施設
設計事務所
丹下健三都市建築設計事務所
施工会社
大成建設株式会社、清水建設株式会社、株式会社竹中工務店 他

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